7級3号(労災):高次脳機能障害(30代男性・香川県)

【事案】
勤務中に、クレーンの先が頭部に直撃、負傷したもの。
【問題点】
香川県での高次脳機能障害立証の治療先について、あまり情報を持っていなかったため、立証について手探りの状態で対応する必要があった。
【立証のポイント】
画像を確認したところ、硬膜下出血、左前頭葉部の脳挫傷が確認できた。
びまん性軸索損傷については、急性期の画像からは確認できなかったが、JCS100という重篤な意識障害を伴っていたため、びまん性の脳損傷については推測が可能であった。
医師面談を行い、神経心理学検査の依頼をするも、高次脳機能障害についてはノータッチ、よくわからないので他院にて検査を受けてほしい、と拒絶される。
大阪で懇意にさせていただいている医師に相談し、香川県で高次脳機能障害について評価が可能な病院をご紹介いただき、治療先に戻って主治医にその病院への紹介状の作成を依頼、転院した。
そこでの医師は高次脳機能障害についての評価に意欲的で、T2スターによる検証でびまん性軸索損傷後の出血痕も描出。
注意障害、記憶障害、遂行機能障害、と障害は多岐にわたっていたが、それらを神経心理学検査で立証。
労災で7級3号が認定された。
(平成27年9月)

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