5級2号:高次脳機能障害(70代男性・大阪府)

【事案】
信号のない道路を徒歩で横断中に、バイクにはねられたもの。
【問題点】
病院からのご紹介の被害者様であったので、治療経過等での問題点は特になかった。
しかし、ご高齢のため、痴呆的な症状なのか、高次脳機能障害なのか、やや症状についての整理が困難であった。
【立証のポイント】
意識障害についてはJCS30で一週間以上続いていた。
画像では、びまん性軸索損傷、くも膜下出血、脳梁部の脳挫傷が確認された。
症状について、ご家族から聞き取りさせていただき、『会話が成り立たない』『注意障害』『記憶障害』『易怒性』『遂行機能障害』等があった。高齢による症状もその中にあるのかは判然としなかったが、現存する症状についてすべてをカバーする神経心理学検査のメニューを医師に依頼し、実施していただいた。
検査結果は全体的に非常に悪く、実施したが不能、というものもいくつかあった。
慢性期に、T2スターの実施を依頼し、右頭頂葉に陳旧性の頭蓋内出血後変化を立証した。
5級2号が認定された。
(平成29年8月)

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