併合4級:高次脳機能障害(40代男性・大阪府)

【事案】
自動車で走行中、センターラインオーバーしてきた車に正面衝突されたもの。
【問題点】
非常に鬱状態となっており、家族を中心としたトータルな精神的ケアが求められた。
引きこもりがちになっており、治療や検査の必要性について了解いただくのに、ご家族のサポートが必要不可欠であった。
症状で、『こだわり』がかなり顕著であり(下に後述)、神経心理学検査で現れない症状に対してどのように立証するかが問題となった。
【立証のポイント】
意識障害はJCS200と重篤で、画像ではくも膜下出血、びまん性軸索損傷、広範囲の脳挫傷が確認された。
症状としては、『強いこだわりがある(ふすまの中など、人がいるような気がして開けないと気が済まない)』『自分が風呂をあがるときは、ふろ場の天井まで洗ってから出ないと不安になる』などの、『こだわり』の症状が非常に顕著で、これらの症状は神経心理学検査では立証できないため、被害者の奥様に詳細な日記を書いていただくようにした。
また、ビデオ映像を撮影し、それも証拠とした。
その他の症状としては、『易疲労性』『易怒性』『短期記憶障害』『新しいことが覚えられない』といった症状があり、神経心理学検査を実施して立証した。
5級2号が認定され、足指の用廃で13級10号も認定されたため、併合4級が認定された。
(平成28年5月)

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