遂行機能障害について

目的に対してとる有効な行動についての認知機能を遂行機能と言います。
目的のために必要な計画、手順、実行を上手く行えない障害が遂行機能障害です。
遂行機能障害の立証には、前頭葉機能検査(FAB)、ウィスコンシンカードソーティングテスト(KWCST)、トレイルメーキングテスト(TMT)、かな拾いテスト、遂行機能障害症候群の行動評価(BADS)などの検査で立証します。

遂行機能障害の症状

・買い物で必要なもの以外を買う
・食べ終わっても食べ続けるようとする
・交通機関の乗り換えができない
見通しが立てられない
・計画を立てて物事を進められない
・すぐにあきらめてしまう
・不確定要素に遭遇すると対処できずパニックになる
・指示されないと行動できない
・時間の配分が上手くできない
・思い付きで計画を立てずに行動する
・外出着のまま就寝してしまう
などがあり、遂行機能障害の症状は多岐にわたります。
遂行機能障害の被害者様の対応の経験の中で強く感じる特徴的な症状は、『見通しが立てられない』という症状です。

遂行機能障害への具体的対応

・手順や行動について、言語化して行動する(声に出して確認しながら行動する)
・視覚的に確認できるメモや絵カードを活用する
・複数のことは行わず、一つのことを終わりまでやり遂げるようにする
・何事も時間の余裕をもって行う
・計画をカレンダーなどに書き出して、頭の中だけで処理するのではなく書いてから行動する
これらの対応が遂行機能障害には効果的です。

まとめ

遂行機能障害は高次脳機能障害の障害の中でも症状が非常に多岐にわたり、立証にはさまざまな神経心理学検査で障害をあぶりだす作業が必要です。
高次脳機能障害の立証について、無料相談を随時承っております。
フリーダイヤルにてお気軽にご相談ください。無料出張相談にも対応しております。

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家の皆様からのお問い合わせはコチラから
交通事故被害者の皆様からのご相談はコチラから
お問い合わせはフリーダイアルをご利用ください。