足関節の後遺障害について

足関節の脱臼骨折

ショパール関節

外力によってつま先が足の裏に向いたり、足を内側に強く捻挫したときにショパール関節が脱臼骨折することがあります。
自転車やバイクで転倒した際に生じやすく、基本的には保存治療が選択されますが、開放性の脱臼骨折で転位が大きい場合には手術が適用されます。

また、中足骨に強い外力がかかると、リスフラン関節が脱臼骨折することがあります。
中足骨の骨折の転位が大きい場合は手術による固定が選択される場合もあります。
機能障害が残存する可能性はほとんどありません。

足関節捻挫の種類

脱臼骨折以外では足関節の傷病名としては足関節捻挫の傷病名がついている可能性が高く、足関節捻挫の種類についてご説明します。

足関節骨折・脱臼骨折

上記で述べた脱臼骨折です。多くの場合で靭帯損傷を合併します。器質的損傷は明らかですが、軟骨損傷についても精査する必要があります。

足関節外側靭帯損傷

足が強く内返しになって場合に、前距腓靭帯損傷や踵腓靭帯損傷を発症します。
足関節捻挫では最も多いケースであり、捻挫後しばらく経過してから急激に痛みが生じます。
ストレスXPによって立証する必要があります。

足関節内側靭帯損傷

足が強く外返しになった場合に、三角靭帯損傷や脛腓靭帯損傷を発症します。
腓骨骨折を伴うケースもあります。

足部捻挫

足首ではなく、足自体を捻挫した場合にショパール関節捻挫やリスフラン関節捻挫を発症します。
脱臼骨折を伴う場合は骨折後の骨癒合、転位をCTで立証し、靭帯損傷についてはMRIで立証します。
脱臼骨折を伴い転位の激しい場合では足関節に機能障害を残す場合もあります。

後遺障害立証のポイントは、何といってもできる限り早期に器質的損傷を明確に画像所見として得ることです。
そのためには、専門医や画像診断クリニック等を駆使して、何としても器質的損傷をつきとめなければなりません。
事故後長い時間が経過して判明した場合は、事故との因果関係の立証が不可能な状態になってしまいます。
とにかく、『早期に立証に動く』ことが何よりも大切です。

slide2take1

専門家の皆様からのお問い合わせはコチラから
交通事故被害者の皆様からのご相談はコチラから
お問い合わせはフリーダイアルをご利用ください。