高次脳機能障害 神経心理学検査とは⑥

表情認知

・表情認知テスト
円滑な人間関係を築いていくためには、相手の表情を理解することが基盤となります。
48人の表情を見てどの感情を表しているのかを、嫌悪、恐怖、驚き、怒り、悲しみ、幸福の6つの内の1つを選択します。 合計48点。
健常者の平均点・・・40点程度
脳外傷者の平均・・・28点程度(幸福や驚きの正答率は高いが、恐怖の正答率が大幅に低下する傾向)

前頭葉機能

・前頭葉機能検査 FAB (Frontal Assessment Battery at beside)
概念化課題・・・言語による概念操作、右利きの人では左半球の前頭前野の活動を反映する
知的柔軟性課題・・・主に言葉を作り出す領域、右利きの人では左半球の前頭前野の活動を反映する
行動プログラム課題・・・前頭葉の運動プログラムに関与する高次運動野の機能を検査する
反応の選択課題・・・ルールに従った運動の発現は前頭葉の高次運動野と前頭前野内側面の機能を検査。どのように指をたたいたかの短期記憶については、前頭前野の機能を検査している
GO/NO-GO課題・・・反応の抑制課題、反応の選択課題で必要となる脳の領域のほかに、行動を抑制する両側半球の前頭前野の機能を検査する
把握行動課題・・・行動の抑制機能を見る課題で、両側半球の前頭前野の機能を検査する

満点は18点で、健常者であれば8歳以上で満点がとれる。

 前頭葉
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