高次脳機能障害 神経心理学検査とは⑤

遂行機能障害についての検査の続きです。

・WCST (ウイスコンシンカードソーティングテスト)
遂行機能を構成する要素の一つで、一旦抱かれた一定の概念や心の構えを切り替える能力(セット転換能力)を検査するテストです。この能力が障害されると、一つの思考や視点にこだわってしまい、柔軟な思考ができなくなります。

健常者 第一段階達成カテゴリー 5.3 保続 1.6 維持困難 0.8
   第二段階カテゴリー  5.8  保続 0.3 維持困難 0

・BADS (Behabial Ability Dyisexective Siyndorome)
遂行機能障害の行動評価の検査です。日常生活上の遂行機能に関する問題点を検出します。様々な状況での問題解決能力を総合的に評価します。

規則変換カード・・・ある規則から他の規則に変換する能力および現行の規則に従って前のカードの色を心にとどめておく能力を測ります。満点4点。

行動計画検査・・・新奇な問題の問題解決能力を測ります。問題を解決していくには、自分の行為を計画していく必要があるようになっています。満点4点。

鍵探し検査・・・実際の日常生活に類似した課題です。有効かつ効率的な道筋を計画する能力、自分自身の行動をチェックすることができるかどうか、を測ります。満点4点。

時間判断検査・・・身近に起きるごくありふれた出来事に関する、4つの短い質問からなります。満点4点。

動物園地図検査・・・いくつかの規則を守って自発的に計画する能力を測ります。また、一度規則が破られた時それをフィードバックし、自分の行動を修正し、誤りを最小限にする能力が検査されます。2つめのバージョンでは、外部から与えられた具体的な戦略を用いる能力を測ります。満点4点。

修正6要素・・・自分自身の行動を計画し、組織化し、監視する能力を測ります。これは展望記憶(未来に計画を遂行することを覚えておく能力)と密接に関係しています。満点4点。

 ウイスコンシンカードソーティングテスト
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