人工股関節置換術について

股関節の構造

股関節は、大腿骨とその受け皿の骨である寛骨臼の間にあり、股関節の屈伸運動の他に大腿骨の回旋運動と呼ばれる足をひねる運動も可能としています。
寛骨臼と大腿骨骨頭の間には、関節軟骨が存在しており、関節のクッションの役割を果たしています。

股関節構造

股関節は大きな可動が可能である反面、骨の構造は比較的不安定な構成となっており、筋肉や靭帯が股関節の安定に非常に大きな役割を果たしています。
走ったりジャンプをしたときに股関節が動揺しないのは、筋肉や靭帯の働きによるためです。

手術の適用について

レントゲン等の画像上、著しい変形が認められ、この変形が日常生活において強い痛みの原因となっている場合に、人工股関節置換術が適用されます。
置換術は、麻酔⇒切開⇒大腿骨、寛骨臼の中を人工関節に合わせて削る⇒トライアルを合せる⇒人口関節を骨に固定する⇒関節内を洗浄し傷を閉じる
という手順で行われます。

リハビリについて

リハビリテーションでは、主に筋肉の訓練、股関節を動かす訓練、歩く訓練が行われます。
筋肉の訓練では、股関節に力を入れて伸ばしたり、股関節を伸ばしたまま下肢全体をあげるなどを行います。
歩く訓練では、歩行器につかまりながら練習し、徐々に杖歩行に移行していきます。

予後について

人工股関節は人工物なので、過度の動きをしたりすると脱臼をする可能性があります。
とはいえ、近頃は技術の飛躍的に向上しており、耐用年数なども非常に長くなっています。
それほど過度の心配は必要ない、と言えます。
医師面談は重要です!

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