失語について

左大脳半球の損傷によって起こる言語機能の障害を、失語といいます。
左大脳半球が損傷を受けていることが画像で確認できるときは、失語の症状と思われるものが現れていないと思われる場合でも、失語の検査を受けるべきです。
言語・コミュニケーション機能の評価には、標準失語症検査(SLTA)、ITPA言語学習能力診断検査などで立証していきます。

失語の症状

・滑らかに話すことができない
・話し方が遅い
・発音が不明瞭
・質問に適さない答えをする
・聞いたことが理解できない
・話しかけられて答えられない
・新しい言葉を覚えにくい
・文字を読めない
・文字を書けない
などの症状があります。

私が対応させていただいて経験してきた中では、『滑らかに話すことができない』という症状が特によく見受けられる症状であると感じます。

失語への対応

・できる限り1対1で会話をする
・ゆっくりと、よく知っている言葉で話す
・書いて示す
・ジェスチャーを交える
・疲れているときには休息をとる
これらが、失語の患者様への対応には大切です。
失語に対する、周りの心理面でのサポートが必要です。

半側空間無視について

半側空間無視は、何かしらの刺激に対して大脳病巣の反対側に与えられた刺激に反応しない状態を言います。
半側空間無視は、その多くが左半側空間無視です。

半側空間無視の症状

・右側にあるものを見落とす
・左側の物を食べ残す
・左側の人や物にぶつかる
・道路や廊下で左に曲がれない
・麻痺がないにもかかわらず、左手を使わない
などの症状があります。

半側空間無視の立証と対応

半側空間無視は、行動性無視検査(BIT)の中の、星印抹消課題と線分抹消課題によって立証します。
・物の大きさや配色に配慮する
・廊下の床にテープで印をつけ、それをたどって往復する訓練をする
・視覚探索活動と全身運動を組み合わせた訓練をする
等の対応で改善を目指していきます。

まとめ

失語、半側空間無視は、高次脳機能障害において特徴的な症状です。
これらの症状が実際に発症しているのかわかりにくい場合であっても、画像で読み取れる所見から実際に検査を受けておくべきケースもあります。
高次脳機能障害の立証について、無料相談を承っております。
フリーダイヤルにて、お気軽にお問合せください。

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