高次脳機能障害についての変遷について②

前回に引き続き、高次脳機能障害についての変遷をご紹介したいと思います。

【2004年】・高次脳機能障害者が全国で30万人に(厚生労働省調べ)
高次脳機能障害診断基準が発表
       ・高次脳機能障害支援モデル事業の後期がスタート
・高次脳機能障害の医学リハが診療報酬の対象へ
・障害者基本法の一部を改正する法律案が参議院で可決
・今後の障害者保健福祉施策について改革のグランドデザイン案が厚生労働省より
発表
・「痴呆」を「認知症」に呼称変更

【2005年】・特別障害給付金制度が創設
・障害者自立支援法成立
・東京都障害施策推進協議会が開催

【2006年】・高次脳機能障害支援モデル事業終了
障害者自立支援法スタート
障害者自立支援費制度施行
・高次脳機能障害支援普及事業施行

【2007年】・障害者基本計画「重点施策実施5カ年計画」に、2012年までに全国都道府県
に高次脳機能障害支援拠点の設置すること、が盛り込まれる

【2008年】・高次脳機能障害支援拠点機関設置
・都内に高次脳機能障害者推計5万人(東京都調べ)
・社会保障審議会障害部会が、高次脳機能障害を自立支援法に明記を求める
・支援が必要な高次脳機能障害者が全国に6万8千人(厚労省研究班調べ)

【2009年】・高次脳機能障害支援拠点機関設置
・高次脳支援コーディネーター全国会議設置を発表
・高次脳機能障害支援普及事業実施要綱改訂

【2010年】・総合福祉部会初回開催
支援拠点が全国に設置
       ・第1回高次脳機能障害相談支援研究会が開催
・高次脳機能障害地域支援ハンドブック改訂
・無障害者自立支援法一部改正

【2011年】・高次脳機能障害者地域支援ハンドブック改訂版が発行
・改正障害者基本法が施行
・障害者自立支援法等を一部改正する法律が施行
「介護給付費等に係る支給決定事務等について」において、高次脳機能障
        害が精神障害であり、障害者自立支援法の対象であることが明記される

【2012年】・高次脳機能障害情報・支援センターが稼働
・障害者総合支援法が成立
・障害者虐待防止法が施行

【2013年】・障害者総合支援法が施行
・障害者差別解消法が成立
・障害者国際権利条約が批准可決

【2014年】・障害者権利条約が締結
高次脳機能障害支援拠点が全国で100箇所に
       ・医療・介護総合推進法が成立

以上、高次脳機能障害にまつわる変遷を見てきました。
高次脳機能障害がピックアップされ始めたのは1995年のことで、まだ20年ほどしかこの傷病については歴史がありません。
この20年の間に、行政と密接に関連しながら世間にしだいに認知・理解されてきました。
高次脳機能障害についての変遷について、専門家として今後も学び、見守っていく必要があると考えております。

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