高次脳機能障害 遂行能力・持久能力注意機能の検査②

標準注意検査法・標準意欲評価法

注意障害の総合検査です。
標準意欲評価法(CAS)では、無気力や倦怠など、行動についての性格面について評価します。
面接、質問、日常生活行動、自由時間の日常行動観察、臨床的総合評価臨床場面での総合評価、これらについて総合評価を行います。
これらの検査は実施している病院が少なめで、検査を受けるためには実施している病院を探す必要があります。

ウィスコンシンカードソーティングテスト

前頭葉の損傷で行動力、計画、立案、実施について障害が現れます。
この検査ではこれらの障害について評価します。
カードの組合せゲームのようなテストで、最近ではパソコンのソフトとなっており、画面を見ながらマウス操作で行う検査になっています。

1組のカード数枚を色、形、数で分類し、その分類のルールを途中で変更し、その変更したルールに適応できるかどうかを見ます。
変更前のルールに固執したり、新しいルールへ適応できなかったりする場合は遂行能力に障害があると評価できます。

BADS

定型的な神経心理学的検査には反映されにくい、日常生活上の遂行機能、自らの目標を設定し、計画を立て、実際の行動を効果的に行う能力を総合的に評価します。
規則変換カード検査、行為計画検査、鍵さがし検査、時間判断検査、動物園地図検査、修正6要素検査、遂行機能障害の質問票、これらでさまざまな状況下での問題解決能力を総合的に評価します。

これまでの記事で、神経心理学検査の主たる検査の説明をしてきました。
被害者の症状について、意思疎通能力、問題解決能力、遂行能力、社会行動能力を整理・分類したうえで、これだと思う検査をピックアップして立証していく必要があります。
どれだけ被害者の症状を炙り出すことができるか。ここが立証のポイントとなります。

損害賠償

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