高次脳機能障害 病識の欠如とは

病識の欠如とは

自分自身の障害について気づいておらず、またそれらの症状について説明ができない状態を『病識の欠如』といいます。
高次脳機能障害において、典型的な症状の一つです。

・自分自身の障害(症状)について否定する(自分は何ともないと言う)
・困っていることは特に何もない、と言う
・自分自身に起きている症状について、特に気にしていない
・治療やリハビリを拒否する

リハビリについて

とにかく、人に関わることが最大のリハビリとなります。
外に出て、人と関わること、話をすること、これら外部とのコミュニケーションが効果的です。

周りの人の対応について

あえて失敗を経験してもらい、自分自身で障害に気づくことができるような機会を作ってあげることも大切です。
しかし、あまりに大きな失敗だと逆効果です。
また、できないことについてのみ指摘をするのではなく、できたことについては褒める、そしてあえて直接的に障害について認識をさせようとしないことも非常に大切です。
本人は家族や近しい人に対して、素直に話が聞けない可能性もありますので、本人が信頼でき、しっかり話をすることのできる第三者を作ることも大切です。

立証について

検査で病識の欠如じたいを立証することは困難です。
しかし、本人の話す内容と神経心理学検査結果の乖離を示すことは、病識の欠如の重要な立証であると言えます。
主には、日常生活状況報告書において具体的なエピソードを交えて記載・立証します。
・半身麻痺があるにもかかわらず、バイクに乗ると言って聞かない
・病院に行くことを頑なに拒否する
など、これらの症状が見られた場合は、家族など周りの人はメモに取っておくことが大切です。
それらの積み重ねが、その後の立証で有益な材料となります。

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