高次脳機能障害を診断するのは何科の医師か?

高次脳機能障害を診断する医師は、何科の医師なのでしょうか?

答えとしては、『何科であってもよい』というのが答えとなります。
多くの場合では、救命救急の医師、脳神経外科の医師、リハビリテーション科の医師、精神科の医師、神経内科の医師、このあたりだと思います。
しかし、診断自体は特段、何科の医師であっても問題ありません。

重要なのは、『高次脳機能障害について詳しい医師であるかどうか』という点です。
どの科の医師であっても良いのですが、脳損傷と、それに伴う高次脳機能障害に詳しくなければ正しい診断はできないのです。

脳神経外科医、精神科医であればいいのか?

そうはいっても、多くの場合では脳神経外科、精神科、リハビリテーション科あたりの医師に診断を仰ぐことが多いだろうと思われます。
その場合に、注意をしていただきたいのです。
脳神経外科や精神科の医師であれば、ただそのことをもって高次脳機能障害の診断が可能なのか?
それは違います。

脳神経外科医は脳腫瘍や脳血管障害の診断・手術の専門家であって、長期にわたって経過していく心理学的、精神医学的な分野に必ずしも詳しいとは限りません
精神科医も、統合失調症、神経症、認知症などの精神医学の専門家ではあっても、高次脳機能障害、とりわけ神経心理学的な症状や器質性精神障害に必ずしも詳しいとは限らないのです

つまり、高次脳機能障害の診断・立証には、脳損傷による後遺症について詳しい医師を探す必要があるのです。
脳神経外科医が診断しているから安心? 精神科医が診断しているから高次脳機能障害として間違いない?
大きな間違いです。
高次脳機能障害は、脳損傷の後遺症について専門的な知識を持つ医師に診断・検査を受けなければならないのです。
この点に留意すべきです。

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