高次脳機能障害の症状分類⑧

遂行機能障害

計画や手順を効率的に行うことができない症状を、遂行機能障害といいます。
何かをしようと考えるときに手順を計画し、効率的に行うための工夫ができません。
遂行機能は思考、判断、知覚、言語、記憶などあらゆる能力が複合的に絡み合っており、これらを万遍なく使いこなす力が必要です。
これらをまとめて使う、という能力は、前頭葉が司っています。したがって、前頭葉に損傷を受けた場合は遂行機能障害が疑われます。

遂行機能障害は、簡単に言うと「だんどり」や「手順」がうまく行うことができないことなのです。

遂行機能障害の特徴

物事を効率よくできず、だんどりや手順をうまく工夫することができません。

時間の配分がうまくできない
「何時に出発すれば間に合うのか?」「どの交通機関を使えば早いのか?」といったことが判断できません。

使い方の工夫ができない
物を書くときにスペースを計画して書けない、文字の大きさを考えて書くことができない、など。

行動の先読みができない
一つ一つの行動はできるが、次の行動を予測してスムースに次の行動に移れない、など。

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