10月3日(水)、10月10日(水)に、当事務所において高次脳機能障害面接相談会を行います。(10月10日が追加になりました)
そこで、高次脳機能障害とはどのような症状が現れるのか? 改めて簡単にわかりやすく、今日と明日の記事でおさらいをします。ご家族等が交通事故で頭部外傷を負われて、以下のような症状が現れていないでしょうか?高次脳機能障害は、本人には病識がありません。(自分の症状について、自覚ができていません)そのため、家族などの周りの方々のサポートが必要なのです。本人の症状に、気づいてあげる必要があるのです。
記憶障害
言ったことをすぐに忘れるなど、新しいことが覚えられず、日常生活に支障をきたします。忘れていること自体を忘れてしまう場合も多く、そのために周囲の人々と上手く付き合えなくなってしまいます。
・何を食べたのか思い出せない
・話した内容を忘れる(同じことを何度も言う、聞く)
・電話をかけたこと、かかってきたことを忘れる
・約束や予定を頻繁に忘れる
など
行動と情緒の障害
状況に適した行動がとれなくなり、周囲との関係がうまくいかなくなります。また、感情のコントロールがうまくできなくなります。
・意欲がない
・不安になることが多い
・我慢ができない
・他人とうまく交流ができない
・突然に怒り出すことが多い
・気持ちが沈みがちで塞ぎこんでいることが多い
・一つの仕事が続かない
など