高次脳機能障害について

今日から数回にわたって、高次脳機能障害についておさらいの意味も込めまして、改めて記事にしてまとめていきたいと思います。
まず、今回は導入部として、改めて『高次脳機能障害とは?』というところから記事にしたいと思います。

高次脳機能障害とは?

交通事故における高次脳機能障害とは、「脳の損傷」が原因で、脳の機能のうち、「言語」「記憶」「注意」「情緒」といった認知機能に起こる障害を高次脳機能障害といいます。
高次脳機能障害の症状の一つとして、「怒りっぽくなった」とか「記憶が悪くなった」などの症状があります。
元々怒りっぽい人、忘れっぽい人もいますし、なかなか外見からは区別・判断がしにくいことがありますが、高次脳機能障害はあくまでも、「脳の器質的損傷によって起こる認知機能全般の障害である」ということを理解しておかなければなりません。

高次脳機能とは?

脳には主に四つの機能があります。
高次脳機能はその四つの脳の機能のうちの一つです。

脳の機能には、『運動機能』『感覚機能』『生命維持機能』『高次脳機能』の四つがあり、運動機能は前頭葉が、感覚機能は側頭葉、頭頂葉、後頭葉が、生命維持機能は脳幹が、高次脳機能は脳(大脳皮質)全体の三分の二ほどが司っています。

運動機能とは、手足などを動かす機能です。
感覚機能とは、視覚、触覚、味覚、嗅覚、聴覚などの機能です。
生命維持機能とは、内臓を動かしたり、呼吸や循環、意識覚醒を調節する機能です。
高次脳機能とは、運動機能、感覚機能、生命維持機能における基礎的な機能以外の、言語や動作、認知などに関わる全ての機能で、脳の機能として説明がつく認知機能全般のことをいいます。

どういう人が高次脳機能障害になりやすい?

交通事故においては脳外傷を原因として起こるため、特段なりやすい性別や年齢などはありません。
しかし、男性の方が脳を損傷した際に高次脳機能障害になりやすい、と言われています。

次回以降は、数回にわたって高次脳機能障害の顕著な症状をビックアップして紹介していきます。

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