人数について

・発達障害・・・約60万人
・高次脳機能障害・・・約50
・認知症・・・約462

それぞれの特徴

・発達障害・・・生まれつきの高次脳機能障害。発達に伴い症状が変化し、適応行動が増える。遺伝的な特徴があるため、親に似た傾向を持つ。ハビリテーションで対応。
・高次脳機能障害・・・後天性の高次脳機能障害。交通事故などの脳外傷、脳血管障害、低酸素脳症などを原因とする。脳の可塑性のため、症状は徐々に改善する。遺伝的な特徴があるわけではないので、親に似るわけではない。リハビリテーションで対応。
・認知症・・・進行性の高次脳機能障害。脳血管障害、アルツハイマー病などを原因とする。時間と共に症状は進行する。遺伝、頭部外傷、高血圧、高脂血症、肥満、鬱、糖尿病、など原因はさまざま。予防による対応。

発達検査について

・遠城寺式乳幼児分析的発達検査法・・・移動運動、手の運動、発語、言語理解、基本的習慣、対人関係などを測定。発達指数を評価。
・乳幼児精神発達診断法・・・運動、生活習慣、言語、社会、探索などを測定。発達年齢を評価。
・キッズ乳幼児スケール・・・運動、しつけ、概念、言語理解、社会性、言語表出、操作、食事などを測定。発達年齢、発達指数を評価。
・新版K式発達検査・・・姿勢・運動、言語・社会性などを測定。発達年齢、発達指数を評価。
・日本版デンバー式発達スクリーニング検査・・・個人と社会、言語、粗大運動、微細運動と適応などを判定。国際的に使用されている。

WISC-Ⅳ知能検査

・世界的に使用されている知能検査。対象年齢は5歳0か月から16歳11か月まで。言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度の合成得点と全検査を算出し、知能のバランスを検討する。
・単純な視覚優位、言語優位だけでなく、領域内の差にも着目することが大切である。しかし、WISC-Ⅳの各指標だけでは高次脳機能障害を評価できない可能性がある。

子供の高次脳機能障害の診断と支援について

・成育歴から発達障害の有無を確認する。
・成育期や経過から、明らかに高次脳機能障害が疑われる場合は、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、児童福祉手当、障害年金などの社会的支援を受ける必要がある。
・発達障碍児が交通事故に遭遇しやすいとの報告もあり、厳密には発達障害と高次脳機能障害との区切りは困難である。
・症状の確認をし、神経心理学検査結果を参考にする。
・CT、MRIなどによる画像所見の確認。
・急性期の意識障害の有無・程度の確認。

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