高次脳機能障害 脳の損傷部位とその症状について②

右脳の損傷

右脳を損傷すると、視覚情報処理機能に障害が現れます。
視覚情報処理機能とは、目で見た物をとらえ、物の構成ができる機能です。
簡潔に言うとすれば、右脳は主に目で見る映像についてのあらゆる処理を司っています。

具体的には、
視覚的全体把握(目から入る情報を全体的に処理する)
視空間認知(目から入る情報を空間的に把握・処理する)
視覚処理速度(目から入る情報を瞬時に捉える)
視覚性注意力(絵の構成要素を見て、それぞれに注意を向けることができる)

に異常が現れます。
従いまして、右脳の損傷を画像から確認できる場合は、注意障害、失認症、半側空間無視などが疑われます。

・図形を正確に模写することができない
・物の色を見分けることができない
・奥行を把握しにくい
・風景などの構成要素(木、山、人、花、など)の全てに注意がいかない(あるものが注意がいかず欠落する)
・相手の表情なとから、相手の感情を察することができない

これらが右脳の損傷により想定される障害です。
リハビリにおいては、全体把握力、視覚性注意力、認知力を積極的に高めるために、パズルや積み木、塗り絵、模写などが行われます。

このような図形の模写が難しくなる

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