高次脳機能障害 神経心理学的検査とは①

神経心理学的検査は、高次脳機能障害の内容や程度を把握するために行われます。そして日常生活における困難さとの関連をこの検査の結果によって考察し、今後どのようにしていくべきかの指標の一つとして用いられます。

全般的知能検査 MMSE

認知症などの疑いのある患者のために作られた知能検査です。30点満点。
日付5、場所5、計算5、即時記憶3、遅延再生3、物品呼称2、文の復唱1、書字理解1、口頭命令3、自発書字1、図形模写1

知的能力 WAISⅢ

知能を測るための検査です。知能は、目的をもって行動し、合理的に考え、効率的に環境と接する個人の総体的能力として定義されています。
●言語性検査
知識・・・文化によって獲得した一般知識の程度
理解・・・抽象的な社会慣習、規則、経験を扱う能力
算数・・・数学問題を暗算する集中力
類似・・・抽象言語理解
単語・・・学習や理解の程度、語彙の言語表現力
数唱・・・注意・集中
語音整列・・・注意と作動記憶

●動作性検査
絵画完成・・・視覚的細部を素早く感知する能力
符号・・・視覚的運動協応、運動と心のスピード
積木模様・・・空間認知、視覚的抽象処理、問題解決力
行列推理・・・非言語的抽象課題解決力、帰納的推理、空間推理
絵画配列・・・逐次的推理、社会見識
記号探し・・・視覚認知
組合せ・・・視覚分析、組み立て

補助問題として、符号補助問題1(対再生、自由再生)と符号補助問題2(視写)があります。

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