高次脳機能障害 特徴的な症状⑦

半側空間無視

損傷した脳の部位と反対側の空間や身体的機能を認識しない状態を、半側空間無視といいます。
半側空間無視と聞けば、左半側空間無視が想定されます。頭部外傷による半側空間無視は、ほとんどの場合左半側空間無視です。

左半側空間無視の原因は、大脳の右側に損傷を受けたことによります。(右大脳半球損傷といいます)
したがって、画像によって大脳の右側に損傷が確認できる場合は、当然に左半側空間無視の症状についても確認をする必要があります。
後遺障害としての立証はゴールドマン視野計で視野について立証をする必要がありますが、症状の有無・程度についての検査はBIT検査で可能です。

食事の際に左側の食べ物に手を付けない、歩いているとだんだん右側に寄っていく、左側にある物によくぶつかる、などの症状がある場合は、左半側空間無視の可能性が非常に高くなります。

具体的な例

・左へ回ったり、左に曲がることができない
・左側に置いてある物に気が付かない
・左側を向こうとしない
・車いすでしばしば左側のブレーキをかけ忘れる
・左側の物・人によくぶつかる
・食事のとき、左側のおかずを残す

半側空間無視

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