高次脳機能障害 特徴的な症状②

記憶障害

高次脳機能障害の症状で、最も良く現れる症状が記憶障害です。
記憶は大きく分けて二つに分類され、言葉にできる暗記記憶と言葉にできない暗記記憶があります。

・言葉にできる暗記記憶・・・陳述の記憶、エピソードの記憶、など
・言葉にできない記憶…動作の記憶、手続きの記憶、など

脳損傷による高次脳機能障害の場合、身体で覚えた経験記憶は比較的保たれていることが多いのですが、新しいことを覚えたり思い出す暗記記憶の力は低下してしまう傾向にあります。
新しいことが覚えにくくなるために、「仕事に就いても長く続かない」「仕事が覚えられない」などの具体的な社会的困難に結びついていくのです。

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記憶障害の立証で大切なことは、「記憶といってもさまざまな要素がある」という点を抑えておくことです。
記憶と一言で言っても、言語関連の記憶、身体的な記憶、視覚的な記憶、などさまざまな観点から検査立証が必要なのです。

具体的な例

・うっかりしたミスが多い
・時間に遅れることが多い
・同じミスを繰り返す
・人や物の名前が覚えられない
・聞いたこと、話したことをすぐに忘れてします
・同時に複数のことを覚えられない
・薬の二重飲みがある
・作業の途中で、自分が何をしているのかわからなくなってしまう

などがあります。記憶障害は、高次脳機能障害の中核を成す障害であると言えます。

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