高次脳機能障害 日常生活状況報告書の作成について

高次脳機能障害では、申請時に日常生活状況報告書を添付します。
その日常生活状況報告書の作成の際に着眼しておくべきポイントをまとめます。

ポイント

意思疎通能力、問題解決能力、持続力・持久力、社会適合性の四つの能力の喪失の程度について、具体的なエピソードを交え、また神経心理学検査の結果との整合性を検証しながら丁寧にまとめていくことです。
具体的にそれぞれの能力について、どのようなことに注意すべきかをまとめます。

・意思疎通能力
 神経心理学検査の結果と症状を照らし合わせながら、職場等においてコミュニケーションを適切に行えるのか、記銘力・記憶力、認知力の喪失度合を具体的なエピソードで説明します。
 
・問題解決能力
 他人の指示や要求を適切に理解・把握することができるのかどうか、理解力、判断力、集中力の喪失度合を具体的なエピソードを交えて説明します。

・作業に対する持続力と持久力
 就労に対応できるだけの持続力・持久力が備わっているのかどうか、注意力、集中力、意欲などの喪失度合を具体的なエピソードを交えて説明します。

・社会適合性
 この分野は、神経心理学検査ではなかなか検査結果として立証できない分野です。
 したがって、この日常生活状況報告書と医師の医学的意見が非常にものをいう分野です。
 社会生活において円滑な人間関係を保持・形成できるかどうか、協調性の喪失や意欲の喪失、易怒性、こだわりなどを具体的なエピソードを交えて立証します。

まとめ

日常生活状況報告書の作成においては、家族、特に同居のご家族の協力が欠かせません。
その点、単身者はどうしても不利となってしまいます。
日常生活状況報告書の作成に限ったことではありませんが、高次脳機能障害の立証において最も欠かせないものは『家族の支え』と言っても過言ではありません。

kurumaisu_soft_s

専門家の皆様からのお問い合わせはコチラから
交通事故被害者の皆様からのご相談はコチラから
お問い合わせはフリーダイアルをご利用ください。