高次脳機能障害 失語症について①

失語症とは、事故後普通に話せなくなったことで、言語の理解と表出の2つに分類されます。
失語症は、いわゆる構音障害や失声症とは異なるものです。
構音障害とは、口の周囲の筋肉を動かす神経麻痺を原因として、口を上手く動かすことができなくなることによって、発声は話が上手くできなくなる状態のことです。
したがって、失語症ではありません。
失声症とは、精神的なショックにより声が出せなくなる状態で、これも失語症ではありません。

●運動性失語・・・言語の表出の障害です。運動言語は、優位半球の前頭葉に存在する運動言語野(Broca野)が司っています。

●感覚性失語・・・言語の理解の障害です。感覚言語は、優位半球の側頭葉に存在する感覚言語野(Wernicke野)が司っています。

したがって、左前頭葉に障害を受けた場合、失語症が疑われます。非流暢性失語の場合では、ほとんど無口で話をしなくなります。
失語症は、話すときにリズムや抑揚に乱れ、つっかえが見られたり、しゃべり方が遅かったり、話の意味が理解できないことがある、など他人とのコミュニケーションが困難となります。

次回は、流暢性の失語について書きたいと思います。

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