頭部外傷における画像① 冠状断像

冠状断像とは、体の背側と腹側に分割する平面で断ち切った画像です。頭蓋骨の関節である、冠状縫合に平行であることから、このような名前がつけられています。なんのことやら??と思われるかもしれませんので、具体的に絵で見ていただくと一目瞭然です。

上の絵の、青い色の切り方で画像を撮影したものを、冠状断像といいます。

では頭部外傷において、冠状断像はどのような有用性があるのでしょうか?

具体的には、以下のような点です。

脳の状態の左右・上下方向の病変の進展の把握に有効

慢性硬膜下血腫、軸索損傷を捉えやすくなる

前頭葉・側頭葉の底部の脳挫傷で横断像ではわからなかったものが明らかになることがある

主に上記のような有用性が挙げられます。

画像、と一言で言っても、さまざまな撮影法から頭部外傷の診断がなされているのです。数回にわたって、頭部外傷における画像、をテーマに書きたいと思います。

  頭部の冠状断像

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