腓骨神経麻痺②

診断について

腓骨神経麻痺の診断は、膝の外側にある腓骨頭部を叩き、感覚障害があるかどうかのチネルサインを見ます。
また腓骨神経麻痺では、足首が上に曲がらない、足指が曲がらないといった下垂足の症状が必ず現れますので、それらの症状についてチェックを行います。

上記のような診断で腓骨神経麻痺が疑われれば、レントゲン、MRI、針筋電図検査、超音波検査などで確定診断を行います。

治療法について

足指と足首が垂れ下がった状態では靴下や靴が履けず、歩く、車の運転をするなどの日常生活に支障をきたします。
治療としてはまずは保存的治療がなされ、足首を背屈させ安定させる下肢用の装具(シューホーンブレース)をつけ、末梢神経の疼痛鎮痛剤であるブレガバリンと末梢神経障害の動きを改善させるビタミンB12を処方します。
それに、リハビリで可動訓練や低周波による電気治療などを併用します。

上記の治療で3ヶ月以上経過しても改善が得られない場合は、手術が選択されます。
手術には、神経剥離、神経縫合、神経移植などがあります。

立証について

・針筋電図検査、神経伝達速度検査で脱神経所見を得る
・前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋、長母趾屈筋、長趾屈筋の左右の徒手筋力テストを受ける
・可動域は他動値では正常を示すため、自動値で測定し、神経麻痺のため自動値で測定を行った旨を後遺障害診断書に記載を受ける

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