肩鎖関節脱臼②

診断

肩鎖関節捻挫・・・肩鎖関節部に腫脹、圧痛が認められる。変形は見られず、X線像に変化はない。

肩鎖関節亜脱臼・・・肩鎖関節部に腫脹、圧痛が認められる。鎖骨外側端部は軽度突出。鎖骨遠位端は水平面上で不安定を示す。horizontal adduction test(90度前方拳上して水平屈曲)で肩鎖関節部に疼痛が誘発される。

肩鎖関節脱臼・・・鎖骨遠位端に膨隆し、肩は前下方に下がる。圧痛は肩鎖関節部、烏口肩鎖靭帯部に認められる。健側と比較して鎖骨・烏口突起間隔が40%以上増加していれば、肩鎖関節脱臼と確定診断ができる。ストレスXP撮影も有用である。

治療

肩鎖関節捻挫・・・2~3週間の安静で十分です。

肩鎖関節亜脱臼・・・保存的治療がなされます。鎖骨を押し上げ亜脱臼を整復し、鎖骨を圧迫し肘を引き上げるようにして固定する。ギプス固定などが用いられる場合もある。大きな機能障害の残すことはありません。

肩鎖関節脱臼・・・肩鎖関節の修復・固定、肩鎖靭帯再建術、烏口鎖骨靭帯修復・再建術、筋移行術、鎖骨外側端切除術などが選択されます。

高齢者の場合は保存的治療が選択されることもあります。

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