紛争処理センターとは?

公益財団法人交通事故紛争処理センターは、裁判所以外での紛争解決機関の一つです。
紛争処理センターでは、交通事故の和解の斡旋等を行っています。
原則として、約一か月間隔で指定されます。
申立から解決までには、平均的には約4か月ほどを要します。

交通事故紛争処理センターにおける示談斡旋とは?

・第一回・・・被害者が呼ばれ、損害額およびその内訳を提示します。その後、相手保険会社の担当者が呼ばれ、意見を述べます。
・第二回・・・紛争処理センターの嘱託弁護士が斡旋案を提示します。双方が持ち帰り、次回期日までに検討を続けます。
・第三回・・・斡旋案に対する双方の回答があり、両当事者が斡旋案を受け入れたときは、和解成立となります。

嘱託弁護士からは、ほぼ裁判基準に基づく斡旋案が提示されています。
その意味で、被害者としては非常に有為な環境が形成されています。

保険会社が斡旋案を拒否しても、その後に行われる審査会におれる裁定に拘束されます。
そして裁定では、斡旋案と同様の判断が下されることも多くあります。
そのため、相手方保険会社も斡旋案を重視する傾向が見られます。

紛争処理センターには、被害者本人が申し立てて出頭することができます。
本人の代わりに出頭できるのは、原則として代理人たる弁護士に限られています。

紛争処理センターのメリット

・費用がかからない
・一定程度の増額が見込まれる
・早期に解決が可能
・裁定には加害者側保険会社のみが拘束される
・書面審査のみで尋問が行われない
・非公開である

任意交渉との相違点

被害者本人と保険会社との相対交渉では、保険会社の基準による提示となります。
保険会社の基準は、裁判基準には到底及ばない低い金額です。
ところが紛争処理センターでは、ほぼ裁判基準に近い解決が図られています。

ただし、被害者本人の代理人として弁護士が登場すると、保険会社よりは紛争処理センターを利用しないときでも裁判基準に基づく提示がなされることもあります。弁護士が介入したときは、示談交渉との差異はそれほど大きくありません。

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