先日は福岡の交通事故相談会に参加させていただく機会に恵まれました。
午前10時~午後6時頃まで、間断なく相談者様がお見えになられたものの、相談会の進行は非常にスムーズでほぼ予定通りのタイムスケジュールで相談会を終えることができました。
来年からは福岡も毎月開催となる予定です。
私は、「どのような説明をすべきか?」という観点から相談会に参加させていただいて勉強をさせていただいております。もちろん、メディカルな面でも非常に勉強になるのですが、やはり「相談者に対してどのような説明をすべきか?」という点を研究しています。
相談会においては、後遺障害についてはNPO交通事故110の宮尾先生が担当をしておられるのですが、宮尾先生の真似をしようとは思っていません。宮尾先生の相談者に対する話の進め方は、宮尾先生自身の経験や実績、知識があってこそ説得力や、相手を得心させる力が生まれるからです。
私が仮に宮尾先生と同じように相談者様に対応すれば、必ず反発が生じると思うのです。経験も実績も知識も宮尾先生には遠く及ばないですから。
しかし、話の進め方についての技術は学び、盗まなければならないと思っています。そうでなければ相談会に参加する機会を与えていただいている意味がありません。
話の進め方のノウハウを学びつつ、自分なりのカラーを付け加えながら、自分なりの話のノウハウを築き上げなければなりません。自分なりのカラー、それはまだしっかりとした具体的なものは見えていませんが、「誠実さ」「前向きさ」といったものがキーワードかなぁ、とぼんやりとした輪郭は頭の中にあります。
まだまだですが、相談会に参加することでメディカルな部分だけではなく、相談者様との話の進め方についてもいろいろと思索しています!