眼の調節機能障害について

眼の調節機能は、水晶体が担当しています。
水晶体は、近くの物を見るときは膨張、遠くの物を見るときは縮小して、奥の網膜に像を結びます。
カメラに置き換えて、ピントを合わせるような働きです。

等級について

・11級1号・・・両眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの
         (アコモドポリレコーダーによる調節力が2分の1以下に減じたもの)
・12級1号・・・1眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの

立証について

調節力は、ジオプトリの単位で表します。
検査にはアコモドポリレコーダーが調節機能測定装置として使用され、調節力が2分の1以下となったものが後遺障害の対象となります。

アコモド

交通事故で1眼を受傷した場合、他眼との比較で調節力を判断し、両眼を受傷した場合は、年齢別調節力値により判断します。
ただし、調節力の1,5Dは実質的な調節機能を失っている状況を示しています。

調節機能障害は、アコモドポリレコーダーを使用し、少なくとも3回以上の検査を重ね、その結果がほぼ一定で、正常な人の2分の1以下であれば、著しい調節機能障害で、単眼で12級1号、11級1号が認定されます。

まとめ

1眼に調節力障害を残す30歳の被害者の場合、
1眼の近点距離が35cm、遠点距離が∞であった場合は、
近点の屈折力は、100÷35cm=2.85D
遠点の屈折率は、100÷∞=0D
調節力は、2.85D-0D=2.85Dとなり、6.3Dの2分の1以下で12級1号が認定されます。

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