症状固定前で治療中に被害者が亡くなったケース

症状固定前で治療中に、被害者が亡くなってしまうケースについて、たまに弁護士の先生方からご質問をいただく場合があります。
その中で、骨折の合併症を原因として被害者が亡くなるケースがあります。

脂肪塞栓といい、骨折の合併症として脂肪滴が全身へ流入、心臓、肺、脳へ脂肪による塞栓が生じ、死に至るのです。
肺に生じて呼吸困難になることにより低酸素脳症になった場合や、脳に直接生じた場合などは意識障害を伴い、重篤な後遺障害を残すこともあります。

心臓や肺に生じた場合はレントゲンで、『snow storm』という陰影が見られます。脳に生じた場合は、MRIによって白質に散在する病巣が確認できます。
多くの場合、事故受傷後間もなく、もしくは手術をしたあと間もなくの期間で発症します。
骨盤骨折や大腿骨骨折で生じることが多く、頭蓋骨骨骨折や上腕骨骨折、肋骨骨折等ではほとんど報告例がありません。

snow storm

被害者が亡くなった場合のケースで傷病との因果関係が考えられるケースでは、まずは死亡前直近のレントゲンを確認し、『snow storm』等の所見が見られるかどうかを確認する必要があります。

被害者が治療中に亡くなったケースではその他にもさまざまな対応方法があります。どうぞ無料相談会等を活用してご相談ください。

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