異所性骨化

麻痺のある患者や、関節手術を受けた患者に見られることがある傷病です。
麻痺領域の大関節周囲に見られることが多く、関節周囲の軟部組織に骨ができてしまいます。
なぜこのように、本来骨のない部分に骨ができてしまうのか?
この原因は、じつはまだよくわかっていません。

ですが、確実に言えることは、局所に刺激が加わっていた、ということです。この刺激が引き金となっている、ということだけは医学的にも判明しています。

症状としては、痛み、腫脹、可動域制限です。
治療法としては、切開して肉から骨を切除することですが、それは現実的でない場合が多いのです。
というのも、今度は手術で切開をしたことで、新しい癒着が生まれるからです。

このような理由から、根本的な治療は難しく、骨化が大きな場合には、事実上の関節の用廃とも言うべき状態に陥ります。
異所性骨化は、なったあとに治療をするというよりも、未然にできうる限り防がなければならない傷病です。
骨化が巨大な場合では、非常に重篤で日常生活もままならない状態となります。

 左股関節異所性骨化 3DCT画像

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