治療実績と整骨院・接骨院

治療実績は、後遺障害認定において当然に重視されるポイントの一つです。むちうちであれば、言わば審査の入り口的な要件であるといえます。

ご相談を受ける中で残念なケースの一つが、治療実績がほぼ整骨院・接骨院であるために、依頼をお受けすることができずお断りせざるをえない、というケースです。もっと早期にご相談いただいていれば・・・と非常に残念思うケースです。

整骨院・接骨院は、医師ではなく柔道整復師が運営をしています。ですので、診断権がありません。したがって、認定をする調査事務所では、整骨院・接骨院での治療は治療実績として非常に軽く評価されてしまうのです。ですので、後遺障害等級の獲得を視野に入れて通院をするのであれば、リハビリ設備の整った整形外科に通院をし、治療実績を積み上げるべきなのです。

これは非常に大きなポイントで、間違った通院実績の積み上げによって等級獲得を断念しなければならなくなるケースは非常に多いです。

私は、整骨院の施術そのものについてはとても評価しています。ただし、治療をする場ではないという感覚を持っています。怪我人が治療をするというイメージではなく、健常者が整体する場であると思っています。整骨院、まさにその字の通りです。

整骨院の治療を続けるよう指導したり、整骨院への通院実績が十分に意味があるかのように説明をする行政書士も中にはいます。なぜそういう説明をするのか?理由は簡単です。整骨院から被害者の紹介を受けているからです。紹介を受けている手前、整骨院よりも整形外科に通院してください、とは言えないのです。もし本当に整骨院への通院が整形外科への通院と同様の治療実績として評価されると思っているとしたら・・・正直申し上げて、専門家失格です。

専門家としてそれはどうなのか?と私は考えます。交通事故被害者救済の理念からはかけ離れていると考えます。行政書士に相談をするうえで、皆様に注目していただきたいポイントです。

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