昨今、書店では交通事故に関する様々な書籍が販売されています。ほとんどは交通事故そのものに関する本なのですが、後遺障害について書かれた本も増えてきました。
職業柄、後遺障害関連の書籍を目にすることが多いのですが、間違った記載がなされているものがちらほら見受けられるのが現状です。特に、医者や医療機関向けに書かれた書籍には、自賠責の後遺障害等級の説明としては誤った記載がなされているものもよく見受けられます。
どの情報が正しくて、どの情報が信頼するに足るのか?
インターネット上でも、後遺障害に関する情報は氾濫しています。しっかりと情報を分析し、正しい情報と知識をそこから取捨選択しなければ、誤った方向に突き進んでしまいかねません。
交通事故や後遺障害に限った話ではありませんが、情報社会で生きる現代人は、まさにどの情報を信ずるか、受け入れるのかによって、大げさに言えば人生さえ左右されることがままあると思います。情報に埋もれてしまわないよう、常に心がける必要が私たちにはあるのでしょうね。