手根管症候群(正中神経麻痺)

手根管とは?

手根管は、手のひら下部に存在する屈筋支帯という靭帯と骨に囲まれたトンネル部分をいいます。
この中を9本の屈筋腱と、首から小指以外の4本の指に伸びる、脳からの命令を伝える正中神経が通っています。

原因は?

原因については、現在の医学では正確なものは判明していません。
靭帯や屈筋腱が損傷を受けることによって、正中神経が圧迫され、そのことにより痛みや痺れが生じるのではないかと考えられています。

症状

トンネル状の手根管が狭くなることにより正中神経が圧迫され、手指に痺れや疼痛が発生します。
特に、人差し指、中指、薬指の橈側(親指側)の痺れが顕著に現れます。

治療方法

保存療法では、サポーターや装具、ギプスを使用して手関節を固定します。
手術が選択される場合は、トンネル状の横手根靭帯を切開し、正中神経周囲の圧迫を除去する「手根管開放術」が行われます。

後遺障害

針筋電図、チネル徴候テストで立証を行います。
圧迫に伴う痺れによる機能障害で、後遺障害の認定がなされます。

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