成富茂安の手腕

戦国時代の戦国武将で、成富茂安という人物がいます。鍋島直茂の家臣で、今でいう佐賀県の武将です。

成富茂安は度々合戦で先鋒を務める勇将で、豊臣家との外交でも力を発揮した人物ですが、最も注目すべき点は政治力です。彼は政治というものを点や線ではなく、面でとらえました。一つのことを手掛けることで、三つも四つも益を産む。これが彼の政治力の神髄です。

中でも治水工事が有名です。彼はそれぞれの治水を単独では行わず、河川や湖を巧妙に連携させて、平野全体を一つの面としてとらえて治水、排水、利水を処理するシステムを作り上げました。

これによってどこか一部で不具合が生じると、平野全体の水利に影響が出るようにしたのです。これによって水利を不当に得ようとする者はいなくなり、水争いによる暴動がほとんど起きなくなりました。

茂安の功績は後の世の明治天皇にも大いに賞賛され、従四位を追贈されています。

一つ一つのものを点や線として処理するのではなく、すべてのものを面としてとらえ、一つの処理で多岐にわたる益を産みだす・・・現代人にとっても、非常に参考になりハッとさせられるものがあるように感じます。

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