10/28に行われた四日目の研修会は、
①下肢の障害の立証ポイントについて
②下肢関節可動域の計測の実習
③覚えておくべき傷病についての解説
④専門医による講演
が主なカリキュラムでした。
①では、運動制限、神経麻痺、靭帯損傷、人工関節・骨頭に障害を分け、それぞれの後遺障害の立証と注意点について講義がなされました。ビデオによる実例の紹介や、イラストや画像をふんだんに使用した説明で非常に簡潔でわかりやすい講義であったと思います。
②では、前日の上肢の可動域測定の実習に引き続き、下肢でも可動域の計測の実習が行われました。
③では、覚えておくべき傷病について、その傷病の被害者が相談に来られた場合の説明や確認の方法をメディカルな部分から説明がなされました。
④では、スポーツ外来の著名な専門医による講演がなされました。肩、膝を中心とした解説がなされ、最新の治療法や手術法なども踏まえた、大変貴重な講義を拝聴することができました。
非常に濃密な二日間でした。参加されました先生方、おつかれさまでした。