大腿骨骨折と後遺障害④

今日は大腿骨顆部骨折についてです。

大腿骨顆部骨折

大腿骨遠位部(膝に近い部分、とお考えください)を打ちつけることなどにより、発症します。骨折片が膝後方に押しやられることにより、膝窩動脈損傷をしばしば合併します。

膝の裏から下にかけて、突然つったようになる、痛みがある、という症状があれば、膝窩動脈の損傷が疑われます。大腿骨顆部骨折は、大腿骨顆上骨折大腿骨遠位部骨折と診断されていることもあります。

画像所見・・・単純XPで得られます。

治療は、手術による内固定が一般的です。

大腿骨顆部骨折は膝窩動脈損傷を伴うことが多いので、この場合、損傷が重篤で末梢に血液が供給できなくなった場合は、壊死に発展、切断が検討される非常に厳しいケースに発展することもあります。

交通事故では、大腿骨のみでなく脛骨を同時に骨折するケースが多く、大腿骨だけの症状をピックアップして精査することはあまり意味をなしません。

後遺障害について・・・

膝関節の運動制限の後遺障害が予想されます。具体的には、12級7号、10級11号、8級7号です。膝関節には、参考運動はありません。

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