大腿骨骨折と後遺障害①

大腿骨骨折には、大腿骨の部位ごとに傷病が異なり、予想される後遺障害も違ってきます。

大腿骨の上部は、大きく分けて骨頭、頸部、転子部で構成されています。

大腿骨頸部内側骨折

内側骨折は、関節包の内側の骨折です。外骨膜がなく骨新生がないことから、治療も難しく難治性です。

画像所見・・・単純XPで得られます

亀裂骨折など、組織に連続性が保たれている場合は保存的治療がなされ、それ以外の場合は観血的手術によって治療がなされます。

観血術については、おもに以下の二つが行われます。

人工骨頭置換術

寛骨臼を人工骨頭に置換します。

CCHS固定術

骨折した大腿骨頭を、キルシュナー鋼線等によって固定します。

後遺障害について・・・

人工骨頭が置換された場合は、10級11号の認定が予想されます。可動域が健側の2分の1以下に制限された場合は8級7号が認定されますが、ほとんどのケースで発生しません。

手術で固定術がなされたものは、早期の症状固定で12級7号が見込めます。

明日は、関節包の外側の骨折である、大腿骨頸部外側骨折について書きたいと思います。

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