外傷性頸部症候群にかかる後遺障害認定基準②

昨日の続きです。

14級9号の認定要件である、医学的に証明することはできなくとも、その症状が実際に残存しているものであると推定できる状態、とはどういうものなのでしょうか?

画像でも検査でも異常所見がない場合に、どのようなことから「その症状の残存の推定」がなされるのでしょうか?

それは、受傷機転治療実績です。

受傷機転とは、「どのような状況での受傷であったか?」という意味です。要は、その症状や傷病が、この受傷機転から「あってもおかしくないな」と判断がなされるか?という点です。

治療実績とは、受傷後から現在(場合によっては症状固定日以降も含む)に至るまでの治療の実績です。その症状のために、「どのような治療と通院をしたの?」という点です。

これら二つが、「ああ、なるほどな」と説得力を持つものであったときに、「その症状の残存の推定」がなされるのです。

そして12級13号の認定要件である、「医学的に証明が可能」とはどのようなものなのでしょうか?

それは、残存する症状が、画像によって整合性をもって判断することが可能であるものをいいます。ただし、その症状は、検査所見によって裏打ちされたものでなければなりません。

つまり、検査所見でバッチリ異常所見が出た症状が、画像によって整合性をもって立証できれば12級13号なのです。

詳しい内容は外傷性頸部症候群で12級13号が認定されるポイント を見ていただければと思います。

ものすごく簡単に言えば、深部腱反射において低下もしくは消失の所見が得られていて、なおかつMRIにおいて神経根の圧迫が確認できるもの、が12級13号の認定要件です。

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