中心性脊髄損傷

特徴と症状

中心性脊髄損傷の特徴は、骨折を伴わない非骨傷性頸髄損傷であることです。

脊髄の中心部は損傷を受けやすく、比較的軽微な受傷機転で発症することも多いのがもう一つの特徴です。中心部に損傷が強い場合、症状は上肢に重く、下肢の症状は軽くなる傾向があります。

痛み、麻痺、手指の痺れなどが主な症状です。非可逆性であるため、改善は難しく、保存療法中心の治療となります。

後遺障害としての中心性脊髄損傷

後遺障害等級としては、対象としては9級以上が認定されます。

立証としては、MRI所見が重要となります。急性期であればT2強調画像で、慢性期であればT1強調画像で軟化型損傷の画像所見を得なくてはなりません。T1とT2の違いは、脂肪を強調するか?水分を強調するか?という画像の写し方の違いです。脊髄は円柱なので、写す角度も非常に重要です。何としてでも異常を突き止めるのか、漫然と指示に従って撮影するのか、おのずと得られる画像所見は違ってきます。

MRI以外には、SSEP検査、MEP検査の所見を得ます。

電気生理学的検査と磁気刺激による脊髄の運動路評価であり、神経内科の領域です。脊髄症状判定用書式に医師から記載を受けます。

いずれにしても、中心性脊髄損傷は脊髄本体の外傷です。外傷性頸部症候群(むちうち)として判断されるものではありません。

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