上腕骨遠位端骨折(上腕骨顆上骨折、上腕骨外顆骨折)

上腕骨遠位端骨折には、主に上腕骨顆上骨折上腕骨外顆骨折があります。転倒時の打撲で頻繁に起こる傷病です。

肘関節に痛み、腫れが起こり、可動域も制限されます。XP撮影で診断が可能ですが、亀裂骨折の場合は発見されずに見過ごされてしまうこともあります。

骨折部位をギプス固定する方法、骨折した腕を垂直牽引する方法、いずれかの保存的治療が施されます。血管や神経を痛めることを避けるために、垂直牽引を行う治療先が多いです。

上腕骨顆上骨折で注視すべき合併症、後遺障害はVolkmann拘縮です。そのさいに考えられるものが、正中神経麻痺および尺骨神経麻痺です。

肘の骨折は、肘が内側に曲がったまま骨癒合するケースがあり、関節拘縮が頻発する部位でもあります。神経麻痺が疑われる場合は、必ずその麻痺を立証しなければなりません。

上腕骨外顆骨折は、関節内の骨折であるので多くのケースで手術が行われ、キルシュナー鋼線やスクリューなどで内固定がなされます。ほぼ確実に機能障害が残り、受傷後6ヶ月の段階で症状固定とすれば、肘関節の機能障害で12級6号が見込まれます。

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