バレ・リュー症候群

バレ・リュー症候群とは、交感神経の損傷を原因とする自律神経失調症を示すものをいいます。

頸部には交感神経節~星状神経節が走行しており、椎骨動脈の血流をコントロールしています。この交感神経節が損傷されると、倦怠感、疲労感、不眠、脱力感、めまい、吐き気、難聴、熱感、耳鳴り、眼精疲労、流涙、視力調節障害、頭痛、動悸、四肢冷感、食欲不振、悪心、腹痛、下痢、胃重感、など様々な不定愁訴、自律神経失調症を発症することがあります。

これらを総称して、バレ・リュー症候群といいます。

頸椎捻挫や頸椎椎間板ヘルニアなどの傷病名で、上肢~手指の痺れに加えて上記のような不定愁訴がある場合は、神経根症状とバレ・リュー症候群の混合型です。

神経根症状(上肢~手指の痺れなど)は整形外科で、バレ・リュー症候群については麻酔科もしくはペインクリニックで並行治療を受ける必要があります。

むちうちなのに様々な原因のわからない症状で被害者は不安になります。こういったケースでは早期にペインクリニックを受診し、星状神経節ブロック、硬膜外ブロック療法を受けるべきです。これらの症状はペインクリニックの治療で必ず一定の改善が得られます。

バレ・リュー症候群は麻酔科もしくはペインクリニックの治療で改善が得られる症状ですので、基本的にバレ・リュー症候群が後遺障害として認定されることはないと考えるべきです。

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