むちうち(外傷性頸部症候群)で非該当となる典型的なパターン④

受傷から6カ月未満で症状固定がなされたもの

仮にいつでも症状固定が可能だとしたら、受傷から2か月以内の間もない時期であれば、頸部軟部組織の炎症を原因として、MRI撮影を受ければほとんどの申請者に後遺障害が認定されることになってしまいます。
したがって、一定期間、具体的には6か月間の治療期間の後に申請することとなっています。

つまり、後遺障害とは、治療の末に治りきらない症状の残存を言うのであり、6か月間以上の治療の後に申請をすることになります。
調査事務所は、医師が症状固定と診断したものであれば6か月間という期間にはこだわらない、との見解を示していますが、現実的には治療期間が6カ月以内の案件については全件が非該当となっています。

しかし、むちうち14級9号の労働能力喪失期間は、地裁基準であっても最長5年です。
したがって、むちうちは生涯にわたって治りきらない後遺障害としては裁判上においても判断がなされていないことに留意すべきです。

以上、数回にわたってむちうち(外傷性頸部症候群、頸椎捻挫)の非該当の典型的なパターンとして、4パターンをご紹介してきました。
とにかく、むちうちにおいて重要なことは、『事故受傷早期の相談!』とにかく、これに尽きます。
すべての後遺障害に当てはまるキーワードであることは確かですが、むちうちに関してはなおのこと重要になってきます。これに尽きる、と言っても過言ではありません。

他の後遺障害の場合は、仮に立証について後手後手となってしまったとしても、症状が残存していればなんとか挽回することが可能であることが多いのですが、むちうちにおいては、受傷から時間が経過した段階で紹介してきたようなパターンであると、ほぼ挽回が不可能なケースが多いのです。
なぜなら、症状の残存を具体的な検査所見、画像所見で立証することができないためです。
ですので、なおさら早期での対応・対策が重要となってくるのです。

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