むちうちで、被害者の皆様に注意していただきたいこと

むちうち(外傷性頸部症候群、頸椎捻挫)は、神経症状+通院実績の積み上げで14級は獲得することができます。

神経症状は他覚的所見や画像所見などから自覚症状と整合性が保たれていればよく、それは後遺障害診断書によって最終的に整合性のあるものにまとめあげます。

それらの作業は、受任いただければ理想的な後遺障害診断書の案を作成しますので、それを病院同行をしたうえで医師に提示すれば問題のないものが完成します。たとえ不十分なものができたとしても、神経学的所見を立証する別紙で補填したり、場合によっては後遺診断書に追記をお願いに再度病院同行をすることで補完することができます。

ですが通院実績の積み上げについては、被害者の皆様のご協力が不可欠なのです。こちらがご提案させていただいた通院計画を守らず、ほとんど通院していない、整形外科ではなく整骨院に通院していた、などがあとから発覚した場合、残念ながら修正が難しくなります。

最近で実際にあったものとして、治療の空白があります。妊娠されていたため、出産時に入院。その間、一か月半ほど整形外科に通院できず、治療の空白期間ができてしまい、非該当となった案件です。

安静が必要であったことなど、産婦人科の医師の意見書などを添付して異議申立を行いましたが、非該当のままでした。非常に残念な結果です。治療の空白とは、具体的には一か月間です。仕事が忙しかった、などの理由で一か月間以上通院しない期間があると、非該当となります。

事故とは関係のない内臓疾患のため、入院や通院のため二か月間整形外科に通院できなかった被害者がおられましたが、その方は医師の意見書を添付し異議申立をして、14級が認定されました。こういう認められるケースもありますが、基本的には一か月間以上の治療の空白は、むちうち14級の認定は致命的に難しくなる、ということは認識しておく必要があります。

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