12級7号:左大腿骨転子下骨折(60代男性・愛知県)

【事案】

オートバイを運転し、交差点右折レーンから黄色信号で右折したところ、赤信号で交差点に進入してきたオートバイと衝突したもの。

【問題点】

骨折部を確認するとあまり可動域制限が残らない部位の骨折であるように思われたが、高齢なこともあり、実際は制限が残存していた事に加え、抜釘の有無に関して主治医と本人との間で意見の相違があった。

【立証のポイント】

主治医面談し、抜釘を行う前に症状固定したい理由を丁寧に説明したところ、主治医もこちらの意見に賛成してくれ、快く後遺障害診断書の作成をしていただけた。本にも仕事復帰への不安なく納得して固定する事が出来た。予想通り12級7号が認定される。                                              (平成26年4月)

14級9号:左大腿骨骨幹部骨折(30代男性・静岡県)

【事案】

オートバイを運転し信号交差点に進入したところ、対向車線から自動車がUターンを始め、避けきれずに衝突したもの。

【問題点】

骨幹部骨折ということもあり、大きな障害を残さずに症状固定時期を迎える。

【立証のポイント】

念のために下肢長差を計測してもらうが、やはり大きな左右差はなし。ここでの認定の可能性は、疼痛を残すということでの14級9号のみ。この認定をもらったところで最終等級に変化がないことは分かっていましたが、この部分についてもしっかり後遺障害診断書に記載していただくよう依頼する。想定通り14級9号が認定される。                                                           (平成26年2月)       ※併合のため分離しています。

12級7号:右脛骨近位端骨折(30代男性・徳島県)

【事案】

バイクで交差点を直進中に、対向右折車と衝突したもの。

【問題点】

抜釘時期、症状固定時期の選定について。

主治医がリハビリについてまったく興味を示さない。

【立証のポイント】

診断書作成・等級申請に際し、主治医と綿密に打ち合わせ。そのうえでMRI画像の精査を行う。

無事に12級7号が認定される。

(平成26年10月)

12級7号:右大腿骨頸部骨折(30代男性・徳島県)

【事案】

バイクで交差点を直進中に、対向右折車と衝突したもの。

【問題点】

抜釘時期、症状固定時期の選定について。

主治医がリハビリについてまったく興味を示さない。

【立証のポイント】

丁寧なリハビリを継続、そしてしかるべき時期に症状固定、正確な可動域計測を見守る。

骨折の形状から、関節面にまで損傷が及んでいるのかをMRIも含めて精査。

12級7号が認定される。

(平成26年10月)

 

 

12級8号:左腓骨骨幹部偽関節(20代女性・兵庫県)

【事案】

幹線道路を徒歩で横断中に、直進者にはねられたもの。

【問題点】

過失が高い事案であった。

画像所見が曖昧であった。

症状固定のタイミングについて。検討する必要があった。

【立証のポイント】

新たな画像所見を得るべく、3DCT、MRIの依頼を行い、その画像について主治医と面談し、所見の確認を行った。

再手術の可能性等を医師と確認しながら、適切な症状固定時期について検討、決定した。

症状固定時には可動域測定に立会い、間違いのない測定がなされているか確認をさせていただいた。

偽関節が認定され、12級8号が認定された。

(平成26年9月)

12級12号:右母趾末節骨粉砕骨折(40代男性・徳島県)

【事案】

バイクで青信号の交差点を走行中、信号無視をした自動車に側面から衝突された。

【問題点】

通院していた整形外科が閉院してしまう。

相談時に、症状固定時期について非常に迷っておられた。

【立証のポイント】

ただちに症状固定とすべく、主治医に面談を行い、症状固定を今行うことについて主旨をご説明する。

主治医の理解が得られ、症状固定。その際に、可動域測定の立会いを行い、間違いのない測定がなされているかどうかを確認されていただく。

また、CTで骨折後の状態の所見を得る。

無事に、12級12号が認定される。

(平成26年7月)

 

12級7号:右膝関節後十字靭帯断裂(20代男性・兵庫県)

【事案】

250ccバイクを運転中、ローソンに入ろうとした対向右折車と衝突した。

【問題点】

痛みは残存するものの、右膝関節の可動域が健側の4分の3以上に改善していた。

【立証のポイント】

機能障害での等級認定は捨て、右膝関節の動揺性について探っていく方針を固める。

某大学病院へストレスXPの依頼を行い、右膝関節の動揺性についての所見を得る。

その所見を得たうえで、主治医と医師面談を行う。

主治医も自らのクリニックで再びストレスXPを行っていただき、その動揺性について画像ソフトを使用して明示していただいた。

動揺性で、12級7号が認定される。

(平成26年7月)

10級11号 :距骨骨折(50代女性・山梨県)

【事案】

自動車で直進中、T字路で左方からの自動車の衝突を受け、路外に逸脱、建物に衝突・停止した。その際、右足距骨、尾てい骨、胸骨を骨折した。

【問題点】

受傷10か月後に症状固定し、後遺障害診断書の記載は完了した。提出の直前に相談会のチラシを見て、「無料だから、念のため相談しよう」と会場にいらした。
事故状況、症状から足関節の可動域制限を予想した。しかし肝心の後遺障害診断書は固く封をされていたので、「開けて見せて頂けますか」と思い切って提案した。相談者さんは迷っていたが、了解を得て確認したところ、やはり誤計測だった。ケガをした方の足関節はわずか5°の制限差しかない。このままでは良くて12級13号、最悪14級9号となってしまう。

【立証ポイント】

受任後、早速、主治医に面談した。再計測を促し、特に健側(ケガしていない方)の数値を大幅に修正頂いた。明らかな誤計測を指摘しては主治医のプライドを傷つける。上手くとりなすことがメディカルコーディネーターの腕の見せ所である。
また事故車両の写真を添付し、日常の困窮点を文章にまとめた。10級ともなれば丁寧に状況・症状を説明しておきたいところ。

結果として10級11号が認定された。引き継いだ弁護士は1500万円ほどを獲得。あの日あの時、封を開けなかったら、150万円の解決もあり得た。このように交通事故外傷の解決の肝は後遺障害等級であり、骨折の場合は可動域制限の正確な計測が最大の勝負どころなのである。

(平成25年10月)

併合7級 :足関節脱臼骨折(40代男性・埼玉県)

【事案】

バイクで直進中、T字路で対向自動車が急に右折、衝突したもの。初期診断名は左足関節脱臼骨折、左脛骨天蓋骨折、右橈骨遠位端骨折、モンテジア骨折、外傷性肝損傷、腹腔内出血、びまん性脳損傷(脳の障害はなし)・・以上、左脚と右腕に障害必至の重傷である。

【問題点】

足関節の治療が最も困難を極めた。足関節内顆と外顆にインプラントを埋め込み、スクリュー固定する。その後、可動域確保のために関節鏡下手術で滑膜切除を行う。しかし整復後も足関節の激痛収まらず、体重を支えられない。主治医は最後の手段として、腓骨から骨採取し、足関節の固定術を施行。この固定術によって足関節の可動域は永遠に失わることになった。被害者は可動域を犠牲にする選択をしたのである。

【立証ポイント】

手術を数度、伴ったおかげでCR、CT、MRIすべて画像検査が揃っていた。足関節は完全固定の為、5°の可動が限界で用廃決定。残るは腓骨の採取(変形)で12級、開放創と手術痕による醜状痕を写真撮影して14級を計算、以上を漏らさず後遺障害診断書に記載いただいた。8級に併合を加えて7級とするためである。

本件は病院同行を通して、局面に応じて被害者にとって最適な選択となるように相談を重ね、見守り続ける作業となった。

(平成26年5月)

※併合の為分離しています。

併合7級 :足関節脱臼骨折(40代男性・埼玉県)

【事案】

バイクで直進中、T字路で対向自動車が急に右折、衝突したもの。初期診断名は左足関節脱臼骨折、左脛骨天蓋骨折、右橈骨遠位端骨折、モンテジア骨折、外傷性肝損傷、腹腔内出血、びまん性脳損傷(脳の障害はなし)・・以上、左脚と右腕に障害必至の重傷である。

【問題点】

足関節の治療が最も困難を極めた。足関節内顆と外顆にインプラントを埋め込み、スクリュー固定する。その後、可動域確保のために関節鏡下手術で滑膜切除を行う。しかし整復後も足関節の激痛収まらず、体重を支えられない。主治医は最後の手段として、腓骨から骨採取し、足関節の固定術を施行。この固定術によって足関節の可動域は永遠に失わることになった。被害者は可動域を犠牲にする選択をしたのである。

【立証ポイント】

手術を数度、伴ったおかげでCR、CT、MRIすべて画像検査が揃っていた。足関節は完全固定の為、5°の可動が限界で用廃決定。残るは腓骨の採取(変形)で12級、開放創と手術痕による醜状痕を写真撮影して14級を計算、以上を漏らさず後遺障害診断書に記載いただいた。8級に併合を加えて7級とするためである。

本件は病院同行を通して、局面に応じて被害者にとって最適な選択となるように相談を重ね、見守り続ける作業となった。

(平成26年5月)

※併合の為分離しています。